幼児教育は「健康」「人間関係」「環境」「言葉」「表現」など、幅広い領域にわたって行うことはもちろんですが、当園は仏教園として、日常保育の中で『合掌の精神』を養うことに特別な努力を払っています。 |
保育目標
仏さまを拝む子ども、ありがとうの言える子ども、お話をよく聞く子ども、仲よくする子ども |
仏さまを発音のしやすい「ののさま」とお呼びして、毎朝みんなで手を合わせてご挨拶をしたり、隣接している光禅寺の境内を散歩したりすることで自然とお寺に親しみを持ち、仏さまを敬い合掌のできる生活を送ります。
当園ではお子さま一人ひとりの発育に合わせた指導計画を作成し、それぞれの成長や日々の体調に合わせて保育を行います。さらに、仏さまがいつも見守ってくださるよ、というあたたかい言葉のなかで生活することで、自分の命が常に認められ、たくさんの方々に支えられて生かされているとわかってきます。感謝の心を持つということは、自分の良いところも悪いところも含めて肯定できる、自己肯定感につながります。そして周りの人たちの支えの中で頑張ろうという向上心も生まれます。これからの人生を生きていく大きな力となる感謝の気持ちを大事にし、「素直なありがとうの言えるこども」を育てることを大事に考えています。 |
こどもの最善の利益を優先して、お子様を保護者の皆様と共に健やかに育てていきます。 |
乳幼児期は人格形成の基礎となる大切な時期です。この時期の成長は決められた発達の道筋をたどるのではなく、その子その子の意欲や要望、感情を丁寧に感じ取り、把握しながら応対していくことで進んでいきます。園での活動中の様子だけでなく保護者の皆様からご家庭での様子を聞きながら、その子の状態を把握し、それによって園での生活も柔軟に対応していくことで、お子様の安心感につながります。こどもの健やかな成長のために、保護者の皆様と園とが手を携えながら、共にお子さまの育ちにかかわり、一緒に成長を喜んでいけるよう、送り迎えの際の声掛けはもちろんのこと、各種行事などを通して、就労されている保護者の方々も一緒に園生活に参加し、共通の話題として家族のつながりを深いものにしていただくことが当園の願いです。 |